東急百貨店がテナントとして運営する渋谷スクランブルスクエア6階のビューティフロア「プラスクビューティー」は、昨年末から右肩上がりの成長を続けている。4〜6月の商況は館のクーポン施策による来店客数増に加え、ギフト需要の取り込みが奏功し、前年同期比74%増と好調を維持した。同館のビジョン「世界最旬宣言」を踏まえた“最旬”をモットーに、いつ訪れても新鮮な出合いを提供できる売り場づくりに注力している。
渋谷スクランブルスクエアでは、毎月28日を“シ28(ブヤ)の日”とし、公式アプリの決済で利用できる限定クーポンを配布している。“428(シブヤ)の日”の4月28日には、1年に1度限りで税込4万2800円以上の購入で使える1万円分のクーポンを配布したところ、売り上げ拡大に寄与。2019年の開業以来、新型コロナの影響から2年連続で“シブヤの日”に施策を打つことが叶わず、当日に実施するのは今回が初めてとなったが、ビューティフロアでは過去最高の売り上げを達成した。同日は高価格帯の「クレド・ポー ボーテ」「アルビオン」が好調で、売り上げを引き上げた。
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