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「プラダ」の音楽イベントでリッチー・ホゥティンがラフとの出会いを語る パーティーには水川あさみや永野芽郁、坂口健太郎らが来場

 「プラダ(PRADA)」は、世界巡回型のライブイベント「プラダ エクステンズ(PRADA EXTENDS)」の第2弾を7月21日に東京都内で開催した。エレクトロニック・ミュージシャンのリッチー・ホゥティン(Richie Hawtin)をキュレーターに迎え、ライヴストリーミングスタジオ「ドミューン(DOMMUNE)」の宇川直宏とのトークイベントに加え、寺田倉庫でパーティーを行った。

 イベントに先立って開いた会見にはホゥティンが登壇し、参加した経緯や旧知のラフ・シモンズ(Raf Simons)「プラダ」共同クリエティブ・ディレクターについて語った。「今回のイベントに参加したきっかけは、ラフからの電話だった。このプロジェクトは、パンデミック時に『プラダ』が映像で発表したコレクションに、私が音楽を提供した延長上にあるもの」とホゥティン。自身の音楽性とブランドの共通点については「ディテールへのこだわり」と答えた。「私の音楽はミニマルと言われている。これは自分の中のアイデアを、オーディエンスにどうピュアに伝えるかを考えた結果、無駄を削ぎ落としただけのこと。これは『プラダ』のデザインにも共通していて、要素が多すぎず、少なすぎず、ちょうどいいミニマルなバランスなのに、感情を呼び起こす人間的な部分がある。自分の音楽と同じだと感じた」。

 シモンズとの出会いについて聞かれると「1990年代にベルギーで開かれた熱気溢れるクラブイベントだ」と明かした。「私が6〜7時間DJをし続けて、その間ずっと踊り続けていたのがラフだった。それ以降、20年以上にわたってお互いを刺激し合えるような関係性を続けている。今回のイベントでも多ジャンルの人たちが集い、友情が生まれ、お互いを切磋琢磨する関係性が生まれてほしい。ダンスフロアは、そんな出会いには最適の場だから」。

 トークショー後のパーティーにはホゥティンのほか、Lioncladやマキーナ(machina)、ユリ・ウラノ(Yuri Urano)といったアーティストが、日本を拠点とするビジュアル・アーティストとペアを組んでパフォーマンスを披露。「プラダ」のアンバサダーを務める水川あさみ、永野芽郁、坂口健太郎をはじめ、三浦翔平、北村匠海、森星、トリンドル玲奈、SKY-HI、MIYAVIら、さまざまな分野で活躍するセレブリティがゲストとして参加した。

 なお、8月初旬には「プラダ」公式サイトとユーチューブチャンネルで、リッチー・ホゥティンの視点で撮影されたドキュメンタリーを公開予定だ。

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