EC支援サービスのEストアー(東京、柳田要一社長)は25日、アパレルの志風音(東京、西村健太社長)を買収すると発表した。志風音の株式の50.2%を約16億7000万円で取得する。ECストアーは、志風音のファッション事業やスポーツ事業を取り込み、EC事業との相乗効果を高める。
2004年設立の志風音(SHIFFON)は「フェニックス」「カッパ」などのブランド事業を展開する。20年12月に営業終了した老舗スポーツアパレルのフェニックスの事業を継承したことでも話題になった。20年3月期の売上高28億円、営業利益7800万円に対し、22年3月期は売上高47億円、営業利益5億2600万円に成長している。
Eストアーは1999年設立のEC支援サービス企業で、東証スタンダードに上場している。22年3月期の業績は、売上高57億円、営業利益10億円、純利益6億7700万円。