カナダ発のEC構築サービス「ショッピファイ(SHOPIFY)」は26日、約10%の人員削減を実施すると発表した。トビアス・リュトケ(Tobias Lutke)最高経営責任者(CEO)が従業員向けの声明で明らかにした。
対象となったのは主に人事、サポート、営業職など。リュトケCEOは「過度に専門化され、役割が重複してしまった。十分な働きはあったものの、われわれの手掛けるサービスから離れすぎてしまった役職もあった」と説明した。
同社は新型コロナウイルスのパンデミックによるEC需要の急増を背景に事業を拡大してきたが、その後は成長が鈍化していた。今回の発表を受け、株価は一時15.4%下落した。