「WWDJAPAN」8月8・15日合併号は、2023年春夏メンズ・コレクション第2弾として、パリやミラノなどのコレクション取材から見出したトレンドを一挙紹介します。今シーズンはメンズの一大トレンドだったテーラードの勢いが分散され、変化の兆しが見えました。ジーンズをベースにしたヒッピースタイルをはじめ、「普通ってなに?」と社会に問い直すような違和感のあるベーシック、ストリートウエアとクチュールの融合など。ボタニカルモチーフやシアーニットなど、素材とカラー、アイテムも具体的に伝えます。
メンズ・コレクション特集の定番となった、有力店バイヤーによる採点企画も実施。伊勢丹新宿本店メンズ館や阪急メンズ東京、ユナイテッドアローズ、ビームスに加えて、イギリスのブラウンズ(BROWNS)とイタリアのアントニオーリ(ANTONIOLI)も参加し、ビジネス視点でトレンドを分析します。また、海外コレクションに実際に渡航した日本人デザイナーには、ビジネスの手応えや現地の感想を聞きました。「メゾン ミハラ ヤスヒロ(MAISON MIHARA YASUHIRO)」「ダブレット(DOUBLET)」「ターク(TAAKK)」などは、2年半ぶりの現地でどんな反響を受け、何を感じたのでしょうか。
「ビューティ・インサイト」では、コロナ禍で売り上げを伸ばす香りのパーソナライズサービスに着目。フィッツコーポレーションやスパーティー、オルビスなど、各社の動向からビューティ業界の展望を探ります。裏表紙には、キングカズこと三浦知良選手が登場!サッカーもファッションも、常に“現役”でいるための秘訣を聞きました。
PHOTO : KO TSUCHIYA
DESIGN:JIRO FUKUDA