年1回の恒例企画、「WWDBEAUTY 2022 ヘアサロン版ベストコスメ」の結果を発表する。今回は全12部門のアワードを設定し、都内の人気ヘアサロン50軒の美容師152人に、各カテゴリーで「2021年下半期~22年上半期に実際に使ってみて良かった製品」についてアンケート調査を実施した。
美容機器部門では、「リファ(REFA)」の“リファビューテック ドライヤー”が、今回のアワード全13部門の中で最多得票数を獲得して3連覇を果たした。初登場時に多くの票を集めることはよくあるが、3年目で最多得票となるケースは珍しく、いかに支持されているかがよく分かる。「表面はしっかり乾いているのに、内部には水分が詰まっている“レア髪”を作る」というコンセプトが分かりやすく、提案のしやすさにもつながっているようだ。2位には同ブランドの“リファビューテック ストレートアイロン”が、前回よりも順位を1つ上げてランクイン。こちらも「髪をつぶさずにストレートヘアが作れる」という、分かりやすい特徴に対する評価が高い。3位は「ダイソン(DYSON)」の“エアラップ”。6月にリニューアルし、髪質に合わせて選べる新機能を搭載したことで話題性が高まったようだ。(価格は編集部調べ)
なお今回の集計方法は、ヘアサロンで扱うプロ用製品を12部門に分類し、50軒の美容師152人に各カテゴリーのベストだと思う商品を選んでもらった。選んでもらった各商品を、効果実感、香り、コストパフォーマンス、パッケージデザイン、使用感、トレンド、店販人気、おすすめのしやすさ、といった項目に分けて、各10点満点で評価してもらい、そのポイントの合計数で各部門の順位を導き出した(製品以外に“サロンモデル部門”も有り)。
メンズ部門
1位 “リファビューテック ドライヤー”
「リファ」
美容師のブローテクニックが作り上げる、表面はしっかり乾いているのに内部には水分が詰まっている“レア髪”を、誰でも簡単に作れることを目指したドライヤー。髪の温度を自動で調整する“プロセンシング”機能が特徴的。アンケートの回答には、「髪に潤いを残したまま乾かせるし、モードの切り替えで仕上がりを選べるのがいい」「お客さまから、よく『試してみたい』と言われる」といった声があった。(税込3万6300円)
2位 “リファビューテック ストレートアイロン”
「リファ」
独自の技術“カーボンレイヤープレート”が、ストレートアイロンによる水・熱・圧のダメージを抑えながら髪を美しく整える。同プレートはベースに高密度炭素を使用しており、髪にムラなく熱を伝えてうねりを整え、“レア髪ストレート”を実現する。アンケートの回答には、「髪に優しい仕様で、『不器用だからヘアアイロンを使うと髪を傷めてしまう』というお客さまにも提案しやすい」といった声があった。(税込1万9800円)
3位 “エアラップ”
「ダイソン」
熱ダメージを抑え、気流の力で髪をブローやスタイリングをする“ダイソン エアラップ”。6月にリニューアルし、既存モデルのドライヤー・カール・ヘアブラシなどのアタッチメントに、髪質に合わせて選べる新機能を搭載。より早く髪を乾かせるだけでなく、浮き毛を抑え、思い通りのスタイリングがかなうように。アンケートの回答には、「SNSで使い方の動画が広まっていて、それを見て興味を持ったお客さまも多い」といった声があった。(税込6万3250円)
10月18日に「WWDBEAUTY」が
オンラインで
美容師向け「ヘア&メイク トレンドセミナー2022-23FW」
を開催(視聴無料)
10月18日(火)20時より、「WWDBEAUTY 2022 ヘアサロン版ベストコスメ」の結果分析コーナーもある、美容師向け「ヘア&メイク トレンドセミナー2022-23FW」のライブ配信を行うので要チェック!