フランスブランドの「ベルルッティ(BERLUTI)」は、東京・銀座並木通り店の1周年を記念して、同ブランドを象徴する“スクリット”(18世紀の手書き文字をモチーフにしたデザイン)を全面にプリントしたデニムコレクションを9月に発売する。
ラインアップはベストセラーのトートバッグ“トゥジュール”のミニ、クラッチバッグの“ニノ GM”、スリッポンタイプのスニーカー“プレイタイム”の3商品。バッグのハンドルやパイピング、ジップの引き手やスニーカーのヒールタブに茶色に“パティーヌ”(染料などを何層にも塗り重ねる技法)したベネチアレザーをあしらい、デニムのネービーとのコントラストで見せる。
“スクリット”は2000年代に4代目当主のオルガ・ベルルッティ(Olga Berluti)が考案、「ベルルッティ」のアイコンの一つになった。銀座並木通り店は2021年9月1日に日本旗艦店としてオープンしたが、その際に発売したのが“スクリットデニム”コレクションであり、1周年を機にセルフリバイバルする形となる。
「ベルルッティ」はさらに、「スカイライン・プロジェクト」のバッグも発売する。同ブランドの持つ“サヴォアフェール(職人技)”の一つ“タトゥー”を用いて、東京をイメージした図案を描写するものでオーダー制だ。こちらも9月に受付を開始する。
「ベルルッティ」は、1895年にパリで創業した4代続くブーツメーカー。現在はバッグやウエア、家具なども扱う。