「ティファニー(TIFFANY & CO.)」は、オンラインゲーム「リーグ・オブ・レジェンド(League of Legends)」の世界大会「リーグ・オブ・レジェンド ワールド・チャンピオンシップ(League of Legends World Championship)の優勝者に贈られるトロフィーのデザインを手掛ける。同ゲームを提供する米ゲーム会社ライアットゲームズ(RIOT GAMES)と数年にわたるパートナー契約を締結した。
新たなデザインの「サモナーズカップ(Summoner’s Cup)」トロフィーは8月29日に公開する。重さは約20キロで、高さは約68センチ。ロードアイランド州カンバーランドにある「ティファニー」のホローウエア工房の職人らが中心となって制作した。完成までに277時間以上を費やしているという。
アレクサンドル・アルノー(Alexandre Arnault)=ティファニー プロダクトおよびコミュニケーション部門エグゼクティブ・バイス・プレジデントは、「『サモナーズカップ』を手掛けることは『ティファニー』が今後Eスポーツの分野で存在感を増していくためにも重要な機会だ。160年にわたってスポーツのトロフィーを手作業で作り続けてきたブランドのレガシーが、これにより新たな局面を迎える」と語った。
2022年の「リーグ・オブ・レジェンド ワールド・チャンピオンシップ」は、サンフランシスコで11月5日から開催される。