「ジンズ(JINS)」が、約7年ぶりに“定番商品”を全面刷新する。第1弾として、8月29日に“ジンズ クラシック”シリーズを発売する。
同ブランドは2015年から商品構成を、通年で扱う“定番商品”と季節やトレンドに合わせて投入する“スポット商品”の2軸としてきた。“定番商品”のターゲット層は20~30代で、「その大多数に支持される1本を追求してきた」(「ジンズ」)という。しかしその結果、似たデザインの商品が多くなり、「顧客ニーズに応えきれない一面があった」。そこで約7年ぶりに商品構成の改革を行う。
新“定番商品”は、ターゲット層を10代〜シニアとする。その先陣を切るのが“ジンズ クラシック”シリーズだ。“ジェンダーレス、エージレスな眼鏡”をコンセプトに、オーセンティックな商品をラインアップする。価格は9900円(税込、以下同、薄型非球面レンズ代込み)と1万3900円で、眼鏡ケースとセリート(眼鏡拭き)が付属する。
“ジンズ クラシック”は過去シリーズの約3倍となる44型で、素材には植物由来のアセテート樹脂などを使用する。全型を3色展開(アセテート樹脂製がブラック、ブラウンデミ、クリア。メタル製がシルバー、ゴールド、ブラウン)し、アセテート樹脂製の2型についてはスポットカラー17色もプラスし、「ジンズ」史上最多の20色で販売する。