ファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)は8月22日、米メジャーリーグベースボールのニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees以下、ヤンキース)対ニューヨーク・メッツ(New York Mets)の試合で、息子のロケット・ウィリアムス(Rocket Williams)とともにマウンドに登場し始球式を行った。会場には妻のヘレン・ラシチャン(Helen Lasichanh)の姿もあった。
これは自身が手掛けるストリートウエアブランド「ビリオネア ボーイズ クラブ(BILLIONAIRE BOYS CLUB)」とヤンキースのコラボコレクションの発売を記念したもの。同球団のオーナーである実業家のジョージ・スタインブレナー(George Steinbrenner)に協業を提案され、2年半前から準備を進めていたという。コレクションはTシャツ、フーディー、スエットパンツ、キャップ、コーヒーカップ、ダッフルバッグなどで構成され、「ビリオネア ボーイズ クラブ」の宇宙飛行士のモチーフやヤンキースのロゴなどがあしらわれている。価格は30~350ドル(約4000〜4万8000円)で、「ビリオネア ボーイズ クラブ」のオンラインストアと一部店舗のほか、ヤンキー・スタジアム(Yankee Stadium)のショップでも取り扱っている。
ファレルは、「ニューヨーク生まれの2つのブランドを組み合わせることができて、とても光栄だ。音楽を長らく続けてきたが、それが服を作るなどのさまざまな事柄につながるとは思っていなかった。ヤンキースは世界最大級の“スポーツ・フランチャイズ”であり、こうして協業できて本当にうれしく思う」とコメントした。