2022-23年秋冬シーズンの「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO以下、RFWT)」のSDGsレポーターである長濱ねるが29日、「RFWT」公式会場の表参道ヒルズで合同取材に応じ、サステナブルなどについて語った。
長濱は「もともと好きなブランドでした」という、「フェティコ(FETICO)」のチュニックを着用。「エレガントでかっこよく、肌見せをポイントに個性を出せるので、日常でも、ドレスアップしたい場面でも使える。ショーを見ていても“着たい!”と思う服が多かったです」と語った。
また、「RFWT」のSDGsレポーターに就任して3シーズン目を迎え、持続可能な取り組みが以前よりも身近になっている実感があるという。「就任当初は、SDGsに貢献していることで知られているブランドはいくつかあった印象でしたが、今はどのブランドにとっても当たり前になりつつある。消費者が意識せずにたまたま選んだのが、環境に配慮した服だったという風に変わってきています」。
さらに長濱は今シーズン、リポーターに加え「RFWT」の公式エコバッグをデザインしており、素材やデザインについてのこだわりも語った。「エコバッグは石川県のファブリックメーカー、小松マテーレと作ったもので、マスクを作るときに四角く切り抜く工程で余った切れ端を再利用しています。石川県の工場で布の染色の工程を見て、どうしても大量の水が必要であることを知り、その中でどのようにSDGsと両立していけるのかと考えて制作しました」。
今後楽しみにしているショーは「たくさんありますけど、『アンリアレイジ(ANREALAGE)』や『フミエタナカ(FUMIE TANAKA)』は特に楽しみです」とし、鑑賞し終えたばかりの「『ケイイチロウセンス(KEIICHIROSENSE)』は先ほど初めて見て、すごく感動しました。こういうフィジカルのショー体験はやはりいいですね」と述べた。