スニーカーショップ、アトモス(ATMOS)の本明秀文CEOによる初の著書「シュー ライフ 『400億円』のスニーカーショップを作った男」(光文社)が9月22日に発売される。
手取り14万8000円のサラリーマンだった本明CEOが、家族から集めた300万円を元手に起業し、原宿に2.7坪の並行輸入レアスニーカーショップ「チャプター(CHAPTER)」をオープン。2000年に「ナイキ(NIKE)」の正規販売店として「アトモス」をスタートし、米スニーカー大手のフットロッカーに「アトモス」を運営するテクストトレーディングを約400億円で売却するまでの“スニーカードリーム”を余すところなく明かす。
「体を酷く壊し、借金を抱え、何度も冬の時代に遭遇しながら、決して平坦ではなかったけど、スニーカービジネスには、どんなときも真面目に取り組み、情熱を注いできた」という本明CEOの激動の半生を通じて、チャンスの掴み方や価値の生み出し方、商売のヒントといった、ビジネスの本質に触れることができる一冊だ。
「WWDJAPAN」で好評連載中の「アトモスCEO・本明秀文のスニーカーライフ」でもお馴染みの“炎上上等”な語り口は、同書でも健在。同連載を担当する元「WWDJAPAN」編集部員、小池裕貴ヴァイナル代表が聞き手と文を担った。
スニーカーカルチャー、転売、海外進出、企業売却の裏側なども知ることができる必読の書だ。