大手回転寿司チェーンの「くら寿司」は、ビームスの自社ブランド「ビームス ジャパン(BEAMS JAPAN)」と協業し、9月2〜30日の期間限定でコラボメニューを販売する。
メニューは、代替肉として広まる大豆ミートを用いた「ソイナゲット」(380円)と、サーモンやアボカド、エビマヨといった具材を規格外のニンジンを薄く加工したベジシートで巻いたロール寿司(各220円)など。食品ロスの削減や畜産業が与える環境負荷を軽減することを意識して開発した。健康や環境に関心の高い消費者にもアピールする。すべてのコラボメニューは、ビームスのブランドカラーであるオレンジの専用敷シートに乗せて提供する。
期間中、くら寿司京都店では、「ビームス ジャパン」が企画したオリジナル法被(はっぴ)を店員が着用する。京都の枯山水の波紋を表現したデザインで、左胸には本企画のために制作した「びーむすじゃぱん」のロゴを配した。また同店限定で、オレンジをベースにしたオリジナルのエコバッグを先着順で配布する。
今回の取り組みは、「ともに日本文化の魅力を世界に発信しているという共通点と、くら寿司のSDGsに向けた取り組みにビームスが共感したことで実現した」と広報担当者。