仏子ども服ブランドの「ボンポワン(BONPOINT)」が、過去に販売した子ども服の下取り・再販サービス「ボンポワン・ヴィンテージ」を開始する。
すでに8月から代官山店と銀座店で下取りを実施しており、補修やクリーニングを経た服を今月16日から販売する。下取りは、両店舗に持ち込まれた服を補修可能かどうか確認後、両店舗での買い物時に使用可能なバウチャー券に交換するという仕組み。日本在住の満18歳以上、身分証明ができる人を対象に、販売当時価格の10〜30%の価格で下取りされる。対象商品はドレス、ワンピース、ブラウス、パンツ、カバーオール、ジャケット、アウター。ブランドラベルやサイズタグ、品質ラベルがつき、品番の記載がある破損のない商品が対象となる。
ボンポワンジャポンのクリスチャン・ピアCEOは「クチュールの技術で作られたボンポワンの洋服は、デザイン面でも縫製面でも古びることはありません。想い出の詰まったお洋服に、また違う新たな『次なる物語』を与えるという、単純なリサイクルとは大きく異なる人々を幸せにするサステナブルな取り組みだと感じています」とコメントしている。
「ボンポワン・ヴィンテージ」は2020年5月に開始した同社の「ボンポワン・チェリッシュ」プロジェクトの一環として展開する。同プロジェクトでは、未来を担う子ども達のために、地域社会のサポートや環境負荷の軽減、責任を持ったモノ作りを推進している。