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下北沢で“月”がテーマのアートフェス開催 NFT付きスタンプラリーも

 下北沢商店連合会と小田急電鉄は、下北沢駅周辺で“月”がテーマのアートフェスティバル「ムーンアートナイト下北沢」を9月10〜25日に開催する。フェスは街全体を会場に使い、日本初上陸の海外アーティストのものも含む多数の作品を展示する。全57の地域店舗・施設が参加し、3DアバターNFTの「Metaani」とコラボレーションしたデジタル作品のスタンプラリーや、限定フードメニューなどを提供する。

 “土管のある広場”として親しまれている「下北線路街 空き地」では、NASAの月面写真をイメージした直径7メートルのインスタレーション“Museum of the Moon”と、ウサギをモチーフにしたインスタレーション“Intrude”が登場。9月11日には、同作品を手掛けたアマンダ・パーラー(Amanda Pare)によるトークイベントも開催する。月やウサギをテーマにし、秋の風物詩として地域とともに作るフェスティバルを目指す。

 下北沢は2021年6月に小田急電鉄による新施設「リロード」を開業したほか、22年3月には京王電鉄が下北沢駅高架下に新たな商業施設「ミカン下北」を開いた。世田谷代田駅と下北沢駅、東北沢駅を地下化したことで、空いた約1.7kmの路線跡地の開発が進み、新たな若者の街としてにぎわっている。

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