ファッション

ルメール騎手「本当は手を振りたいけれど…」 自身のブランドの服を着たファンに感謝

 JRA(日本中央競馬会)騎手のクリストフ・ルメール(Christophe Lemaire)氏は、自身のアパレルブランド「CL by C.ルメール」のポップアップストアを9月16日から10日間、高島屋京都店4階で開く。デビューしたばかりの4月にも同店でポップアップストアを開き、多くの競馬ファンがたくさん集まり、Tシャツなどを買い求めた。今回は新作のポロシャツ(長袖、半袖ともに税抜1万8000円)、キャップ(同1万3500円)を限定販売する。

 「CL by C.ルメール」はレースで着る勝負服などをモチーフにしたカジュアルウエアやスポーツウエアを、ルメール氏が自ら描いたデザイン画をもとに作っている。商品は全て日本製で、漆などの伝統工芸の技術も一部に取り入れた。EC(ネット通販)を中心に販売している。

 京都を拠点に活動するルメール氏は、前回のポップアップストアの開催時にもたびたび高島屋を訪れて、ファンと触れ合った。また騎手仲間で京都在住の武豊氏も会場に立ち寄ってTシャツを買い求めた。

 レース前のパドックで馬上から観客席を見ると、「CL by C.ルメール」の服を着たファンを見かけることも増えた。「すごくうれしい。本当はファンに手を振りたいけど、それはできないのが残念」。競馬では不正防止のため騎手で客席に合図する行為は禁じられている。そのため、いつも心の中で感謝しているという。

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