ワークマンは、トレッキング/ハイキング用製品を拡充し、トレッキング市場に本格参入することを発表した。今後、トレッキング市場をアウトドアの重点分野として毎年新製品を発表し、“トレッキングと言えばワークマン”を目指すという。
これまで同社は、キャンプ市場をアウトドアの最重点に掲げ、今春から参入しているキャンプウェア・キャンプギアは1年目で40億円を売り上げている。しかし、アウトドア売り上げの中でキャンプとトレッキング/ハイキングの比率が3:7で、なおかつ参加人口でも2倍以上の差があることから新市場開拓を決定した。
まずは第一歩として、販売中の既存製品とトレッキング/ハイキング用の新製品をプラスすることで完成するトータルコーディネートを提案。アウターとインナー、パンツ、ソックス、シューズ、グローブの6点セットで税込9240円と、全身をそろえても1万円を切る価格でエントリー層を狙う。