9月8日(現地時間、以下同)に亡くなった英国のエリザベス女王(Queen Elizabeth II)の国葬が、19日にロンドンのウェストミンスター寺院(Westminster Abbey)で行われる。これに伴い、英国ファッション協議会(British Fashion Council)は、当初は主要なビジネス活動に限り予定通り実施するとしていた16~20日のロンドン・ファッション・ウイークについて、国葬の当日である19日は全てのショーやイベントを中止すると発表した。また、ほかの日程についても参加ブランドと調整したという。
英国王室御用達の認定を受けている「バーバリー(BURBERRY)」は、17日に行う予定だったランウエイショーの中止を、エリザベス女王の死去が報じられた当日に決定した。米「WWD」によれば、新たな日程として26日に行う見込みで、会場などは後日発表する。「ラフ・シモンズ(RAF SIMONS)」も、16日に開催予定だったショーの中止を発表している。
そのほか、「ロベルタ エイナー(ROBERTA EINER)」と 「ディ ペツァ(DI PETSA)」はショーを中止し、ルックブックでコレクションを発表する。「エデライン リー(EDELINE LEE)」「パトリック・マクダウェル(PATRICK McDOWELL)」「カウシック ヴェレンドラ(KAUSHIK VELENDRA)」「パーディ(PURDEY)」「パリア・コープ(PARIAH CORP)」はショーをロンドン・ファッション・ウイーク期間外に延期する。
ロンドン・ファッション・ウイーク期間内で日時が変更されたブランドは、「エフティシア(EFTYCHIA)」「チョポヴァ ロウェナ(CHOPOVA LOWENA)」「アンクタ サルカ(ANCUTA SARCA)」「プロナウンス(PRONOUNCE)」「シネイド オドワイヤー(SINEAD O'DWYER)」「クリストファー ケイン(CHRISTOPHER KANE)」「ディラーラ フィンディコグルー(DILARA FINDIKOGLU)」「チェット ロー(CHET LO)」「エミリア ウィックステッド(EMILIA WICKSTEAD)」「ポール&ジョー(PAUL & JOE)」「ヘレン アンソニー(HELEN ANTHONY)」「ロクサンダ(ROKSANDA)」「スーザン ファング(SUSAN FANG)」「リチャード クイン(RICHARD QUINN)」となっている。