2022年の夏は、「ナイキ(NIKE)」の“エア マックス ココ(AIR MAX KOKO以下、ココ)”と「ウーフォス(OOFOS)」のリカバリーサンダルがヒットアイテムとなった。どちらも足に負担をかけない設計で、日常使いに加えて音楽フェスなどでも着用者が多かった。
「ウーフォス(OOFOS)」はアメリカ発のリカバリーシューズブランドで、国内では独占販売権を持つアルコ インターナショナルが18年から販売している。その中でも、多く見かけたのはトングサンダル型の“ウーオリジナル”(税込7480円)だった。カラーはウエアを選ばないブラックとトープが主流で、リラックスしたシルエットのパンツと合わせるスタイルが人気だった。ユーザーは「履いていて楽」「足元が汚れても履いたまま洗える」と、履き心地や扱いやすさを評価する声が目立った。
「ナイキ」の“ココ”は、スニーカーとサンダルを融合した一足として20年に登場した。多層構造の厚底ミッドソールとヒール部分に付くエアにより、安定感のある履き心地を実現している。人気カラーは、ベーシックなブラックやホワイト。「厚底のおかげで脚がきれいに見える」という意見も多く、ショートパンツのスタイルにも取り入れられていた。また、ソックスとのレイヤードも人気だった。