ファッション

「GASBOOK」25周年企画でLAブランドとコラボや山梨県北杜市に1000㎡のギャラリーや大型スタジオ併設の大型施設

 出版やギャラリー、クリエイターのマネジメントなどを手掛けるガスアズインターフェイスは、今年で誕生から25周年を迎える「ガスブック(GASBOOK)」の記念キャンペーンの一環として、LA発で日本のアート・カルチャーにスポットを当てるファッションブランド「ビューティフル(b.Eautiful)」とコラボレーションする。東京とロンドン、ベルリンを行き来して活動するビジュアルアーティストの平野正子とタッグを組み、限定TシャツやロングスリーブT、パーカを9月27日から、ガスブックや「ビューティフル」のオンラインショップや国内外の小売店で販売する。

 1996年に誕生した「ガスブック」は旬なクリエイターの作品を丸ごと一冊の本にする作品集のシリーズで、これまでMADSAKIやヨシロットン(YOAHIROTTEN)、マイク・ミルズ、高橋盾、吉田ユニなどを取り上げてきた。25周年目にあたる昨年の2021年に「エイティピカル エックスエックスファイブ(ATYPICAL XXV)」キャンペーンをスタートした。

 今年8月には、山梨県北杜市のカメラの三脚工場跡地に、敷地面積1000㎡を超える多目的施設「ガスボン メタボリズム(GASBON METABOLISM)」をオープンした。同施設は、アーティストインレジデンスやギャラリー、作品を保管できるウエアハウス、スタジオなどを備えており、これまでにifax!、コンタン・シャンブリ、濱本奏、オートモアイらが滞在制作を行っている。ガスアズインターフェイスの西野慎二郎社長によると、「避暑地・別荘地の北杜市は東京から車で2時間くらいと交通の便もよく、最近はアートギャラリーも増えていたり、市と大手アウトドアブランドと提携し、地域活性化などにも取り組んでおり、クリエイティブな活動にも適していると感じている。私自身もほとんどの週末はこちらでの活動に費やしている」という。「ガスボン メタボリズム」では定期的にワークショップなども開催している。

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