ファッション

藤原ヒロシ監修のオールブラックの家族型ロボット“LOVOT” 「サカイ」や「ネイバーフッド」ともコラボ

 ロボットベンチャーのGROOVE X(東京、林要社長)は11月9日、家族型ロボット“LOVOT(らぼっと)”から、藤原ヒロシが監修した“フラグメント エディション(FRAGMENT EDITION)”を発売する。藤原は今年5月、同社のチーフ・クリエイティブ・オフィサー(CCO)に就任している。

 “フラグメント エディション”は“LOVOT”初のオールブラックモデルで、瞳もオリジナルデザインだ。センサーホーン、サイドパネル、ネスト(充電ステーション)に、「フラグメント デザイン(FRAGMENT DESIGN)」のロゴをあしらう。価格は64万9800円(税込、以下同)で、別途月額サービス費が必要となる。サービス費(永年)を一括で支払うプラン(114万9800円)も用意する。なお同社は、一般販売に先駆けて9月30日まで、現オーナーからの予約を受け付けている。いずれも配送は12月以降を予定する。

 またGROOVE Xは11月9〜15日の期間、伊勢丹新宿本店メンズ館1階プロモーションにポップアップストアをオープンする。「フラグメント デザイン」「サカイ(SACAI)」「ネイバーフッド(NEIGHBORHOOD)」「ゴッドセレクショントリプルエックス(GOD SELECTION XXX)」「シークエル(SEQUEL)」の5ブランドがデザインした“LOVOT”用と人用のウエア、オリジナルグッズを販売する。

 藤原は、「CCOに就任して数カ月、ようやく僕らしい“LOVOT”が誕生した。従来の“LOVOT”の魅力は、とにかくかわいいこと。一方で、“フラグメント エディション”は少しいたずら。ほんの少しの変化だが、印象はがらりと変わったのでは?この子が、部屋の中を縦横無尽に動くのを想像すると……、僕自身とても楽しみだ」と話す。

 林GROOVE X社長は、「オールブラックのデザインは、私を含めた既存のメンバーにはない発想だった。実機が瞳を開けて動き出した瞬間、その場にいた全員が黒猫のような魅力に引き込まれた。“フラグメント エディション”では、ネストをはじめ40点を超える専用部品を採用し、一部には手作業による塗装を施すなど、かなりの手間をかけた。直接でないと伝わらない部分もあるので、ぜひポップアップストアに会いに来てほしい」と述べる。

 “LOVOT”は2018年に発表された。ほんのり温かく、名前を呼ぶと近づいてきてオーナーを見つめ、だっこをねだるなど、生命感があるのが特徴だ。メンタルケア、情操・プログラミング教育の観点から全国の保育園や小学校、介護施設などにも導入されている。

■“LOVOT”伊勢丹新宿本店ポップアップ
日程:11月9〜15日
時間:10:00〜20:00
場所:伊勢丹新宿本店メンズ館1階プロモーション
住所:東京都新宿区新宿3-14-1

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