元「アングリッド(UNGRID)」クリエイティブ・ディレクターで、現在フリーランスで活動する高園あずさは、地元・佐賀にある家具メーカー、東馬と協業し、ビンテージ家具ブランド「UP TOWN FURNITURE」のリバーシブルソファーカバーを企画開発した。インテリアグッズを手掛けるのは初めてという高園は、開発にあたりまずリバーシブルを提案。「洋服を衣替えするように、ソファーも着せ替えられたら」というアイデアから、ベージュトーンの春夏用とブラウンの秋冬用の張地を約30種類から厳選したという。「ソファーは部屋の中でも存在感があるので、長く使えて、どんな空間にも合わせやすい色と肌触りのいい素材を採用した」と話す。
創業101年の東馬が手掛ける「UP TOWN FURNITURE(R)」は、約80年前に海外の旧家屋で使われていた木材を再利用し、ビンテージ家具としてリデザインする。今回のリバーシブルカバーは、無垢のオーク材を使った「ラーゴ(RAGO)」シリーズの新ソファー「UP369 RAGO 2.5P BENCH SOFA JP」付属のもの。ソファーの価格は23万円(税込)。ブランドサイトで予約販売している。
高園は佐賀県出身。2011年にマークスタイラーの「アングリッド(UNGRID)」にショップスタッフとして入社し、本社プレスを経て、約8年間クリエイティブ・ディレクターを務めた。21年12月に退社し、フリーランスのクリエイティブ・ディレクターとして独立。引き続き「アングリッド」のクリエイションに関わりながら、スキンケアブランド「イロイク(IROIKU)」の公式アンバサダーなどを務める。プライベートでは2児の母。大阪に移住し、東京と二拠点生活を送っている。