「マックスマーラ(MAX MARA)」と、映画業界における女性の地位向上を支援する非営利団体ウィメン・イン・フィルム(Women in Film以下、WIF)は、2022年度のWIF「マックスマーラ フェイス・オブ・ザ・フューチャー・アワード(Max Mara Face of the Future Award)」の受賞者に女優のリリ・ラインハート(Lili Reinhart)を選出した。10月27日に米カリフォルニア州ビバリーヒルズで開催される、22年WIFオナーズ(2022 WIF Honors)で賞を授与する予定。
ラインハートは、ネットフリックス(NETFLIX)の映画『2つの人生が教えてくれること(原題:Look Both Ways)』に主演するとともに、エグゼクティブ・プロデューサーを務めている。また、青春ドラマ『ケミカル・ハーツ(原題:Chemical Hearts)』でも、やはり主演とエグゼクティブ・プロデューサーを務めた。そのほか、映画『ハスラーズ(原題:HUSTLERS)』『ガルヴェストン(原題:Galveston)』『マイ・ビューティフル・デイズ(原題:Miss Stevens)』などに出演。自身の制作会社スモール・ヴィクトリー・プロダクションズ(SMALL VICTORY PRODUCTIONS)を率いるほか、20年に出版した詩集『スイミングレッスン(Swimming Lessons)』は「ニューヨーク・タイムズ(NEW YORK TIMES)」のベストセラーリストに掲載された。
マリア・ジュリア・プレツィオーソ・マラモッティ(Maria Giulia Prezioso Maramotti)「マックスマーラ」グローバル・ブランド・アンバサダーは、「リリはビジネスウーマンとして、才能のある女優として、そして女性がありのままの姿で心地よくいられる活動の支援者として、『マックスマーラ』の価値観を体現する存在だ。彼女は『マックスマーラ』のスタイルアンバサダーであるだけでなく、ブランドの価値観を発信するアンバサダーでもある。彼女のような素晴らしいアーティストを祝福することができ、とてもうれしく名誉に思っている」と語った。
カーステン・シャファー(Kirsten Schaffer)WIF最高経営責任者は、「リリに同賞を授与することができ、とても誇らしく思う。今回の受賞は、リリの素晴らしいスタイルや、自身の制作会社のプロデューサーとしての舞台裏での目覚ましい活躍のみならず、メンタルヘルスやボディーイメージに関する問題に積極的に取り組む活動家としての顔も評価して決定した」と述べた。
ウィメン・イン・フィルムは、1973年の創設。また、今回で第17回目となるWIF「マックスマーラ フェイス・オブ・ザ・フューチャー・アワード」は、2006年に「ウィメン・イン・フィルム クリスタル+ルーシー賞(WIF Crystal + Lucy Awards)」の1つとして発足。映画やテレビ業界で活躍し、業界や一般社会に貢献した、独自のスタイルを持つ女優に授与されている。過去には、ジェンマ・チャン(Gemma Chan)、エリザベス・デビッキ(Elizabeth Debicki)、ローズ・バーン(Rose Byrne)、クロエ・グレース・モレッツ(Chloe Grace Moretz)、ケイティ・ホームズ(Katie Holmes)、ゾーイ・サルダナ(Zoe Saldana)、エミリー・ブラント(Emily Blunt)、マリア・ベロ(Maria Bello)らが受賞している。