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マクアケとビームスの、モノ作り支援事業から生まれた“ネコ型ボディブラシ”がクラウドファンディング開始2週間で2000%達成

 “アタラシイものや体験の応援購入サービス”のクラウドファンディングサイト、マクアケ(MAKUAKE)は、ビームス(BEAMS)と、地方事業者を対象とした新商品および新ブランド開発をサポートするモノ作り支援事業である「ローカル共創プログラム」を提供している。プログラム第一弾として、地域随一の技術や背景を持つ企業や、地域の工芸品を扱う中国地方の事業者15社(広島県14社・岡山県1社)から、府中家具メーカーの土井木工を選び、“ネコ型ボディブラシ”を開発した。10月9日まで先着順かつ数量限定で割引価格が設定されており、ハンディタイプが1万7600円(税込、以下同)、柄付きタイプが2万4200円で、マクアケ内の特設ページから購入可能だ。

 土井木工は、広島県の伝統工芸品である熊野筆を製造している晃祐堂と“熊野筆を使ったネコ型ボディブラシ”を共同開発。8月23日より販売を開始したところ、メディアやSNSで話題となり、初日で応援購入金額200万円を達成。開始2週間で目標調達率2000%を達成し、応援購入金額総額600万円を突破した。

 ブラシは、柄付きタイプとハンディタイプの2種類を用意。ブラシの木部には、高級家具にも使われる世界三大銘木ウォルナットを採用。熊野筆は主に山羊、リス、イタチ、タヌキ、鹿などの動物の天然毛と、 PBT(ポリブチレンテレフタレート)などの合成繊維の毛が使われるが、今回は、白尖峰と呼ばれる部位の山羊の毛とPTBをハイブリッドした。大きい穂先は白尖峰を中心としたソフトな感触を、小さい穂先ではPBTを中心に用い、弾力あるミディアムな感触を追求している。

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