ファッション

篠原ともえがタカラスタンダードの新制服をデザイン 800人が着用

 篠原ともえは、住宅設備機器メーカーのタカラスタンダードの創業110周年を記念し、ショールームアドバイザーの新制服をデザインした。10月1日から全国約170カ所で働くショールームのアドバイザー約800人が着用する。

 新しい制服は、タカラスタンダードが水まわりの専業メーカーであることから、水の流れをテーマにデザインした。カットソーとシャツ、スカート、パンツ、ジャケット、マタニティワンピースの全6アイテムをラインアップする。グラフィックの制作は、篠原がアートディレクターの池澤樹と設立したクリエイティブスタジオ、ストゥディオのチームが手掛けた。

 制服にパンツやマタニティウエアを取り入れたのは、アドバイザーの個性や要望を反映したもの。将来的には男性アドバイザー導入も想定したデザインで、組み合わせによって多様なコーディネートが可能だ。

 アイテムの軸となるネイビーの生地は、糸から染め上げており、カットソーやスカート、パンツ、ジャケットの裏地には植物由来のポリエステルを使用した。シャツの生地は緯糸に再生ポリエステルを使用し、環境にも配慮している。

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