「バレンシアガ(BALENCIAGA)」は、2次流通のスタートアップ企業リーフラント(REFLAUNT)と提携し、顧客が「バレンシアガ」のアイテムを出品できるリセールプログラムをイタリア、フランス、英国、米国、シンガポールの五カ国で開始した。
顧客は「バレンシアガ」のパーカーからブーツに至るまで、全商品をリセール可能。「バレンシアガ」の特定の店舗に持ち込むか、集荷の方法でアイテムを出品する。買い取られたアイテムは現金または現金より20%高い額のクーポンと引き換えることができる。
同ブランドのウェブサイトには、リセールプログラムの特設ページが作られ、①シームレスな体験、②最高額での買い取り、③迅速な売り買い、④アイコニックなアイテムに対する即時報酬、⑤循環性の5点を、同プログラムを利用するメリットとして掲げている。リーフラントは、商品の書類作成や品質の査定、写真撮影、マーチャンダイジングなどを担う。
ステファニー・クレスピン(Stephanie Crespin)共同創業者らによって立ち上げられたリーフラントは、シリーズAラウンドで今年110万ドル(約1億5730万円)の資金調達を実施したばかりのスタートアップ企業だ。すでに「ガニー(GANNI)」といったブランドやユークス ネッタポルテ(YOOX NET-A-PORTER)、ハーヴェイ・ニコルズ(Harvey Nichols)といったラグジュアリーを取り扱うECサイトや百貨店と提携している。