「リック オウエンス(RICK OWENS)」が9月29日(現地時間)、パリで2023年春夏コレクションを発表した。ショー会場のパレ・ド・トーキョー(Palais de Tokyo)は今季も、リック信者の精鋭たちで大混雑に見舞われた。肩に角が生えたようなデザインのアウターや変形型のダウンジャケットなど、アイキャッチーなアイテムが勢揃い。床をするマーメイドシルエットのロングドレスや、体のラインに沿うジャージードレスといった、ここ数シーズンの同ブランドの世界観に共通する、エレガントな雰囲気が印象的だ。
足元は引き続き、14.5cmヒールのプラットフォームブーツの着用率が高い。会場にはアメリカ人ラッパー、タイガ(Tyga)とマシン・ガン・ケリー (Machine Gun Kelly)、歌手で女優のシェール(Cher)、元2NE1のメンバーで韓国人ラッパーのパク・サンダラ(Park Sandara)、さらに「1017 アリックス 9SM(1017 ALYX 9SM)」デザイナー兼「ジバンシィ(GIVENCHY)」クリエイティブ・ディレクター、マシュー・ウィリアムズ(Matthew M. Williams)らの姿があった。