ファッション

ユニクロ、リサイクルフリースの売り上げの一部を海洋ゴミを減らす活動へ寄付

 ユニクロは「地球をよりよくする活動に貢献するキャンペーン」として、7月に“ジョイン・ザ ・パワー・オブ・クロージング(JOIN:THE POWER OF CLOTHING)”を開始した。その第2弾キャンペーンとして、10月3〜31日の期間中にリサイクルポリエステル100%(身生地)のフリース商品を客が購入すると、1商品あたり1米ドル(約143円)をユニクロの親会社、ファーストリテイリングから海洋ゴミを減らす活動に取り組む日本財団に寄付する。寄付上限は100万米ドル(約1億4300万円)。

 日本国内全店とEC、一部海外店舗で行う。キャンペーンに合わせて3日には、ユニクロの“グローバルサステナビリティアンバサダー”である緑色の「ドラえもん」、“ドラえもん サステナモード”のワンポイント刺しゅうを取り入れたメンズ、キッズのフリースジャケットを発売。メンズは2990円(税込)、キッズは1990円。同商品を含め、キャンペーン対象商品はメンズ、ウィメンズ、キッズ、ベビー、雑貨で計12商品。

 また、ユニクロは6月17日〜8月31日まで行っていた、ウクライナ紛争などを背景にした平和のためのチャリティーTシャツプロジェクト「ピース・フォー・オール(PEACE FOR ALL)」で、収益金が総額1億4531万4300円だったと公表した。収益金と店頭募金で集まった287万9303円をあわせて、国連難民高等弁務官事務所、セーブ・ザ ・チルドレン、プラン・インターナショナルの3団体に順次寄付する。

 

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