英国のレザーグッズブランド「ホワイトハウスコックス(WHITEHOUSE COX)」が事業を廃止する。10月1日、日本総代理店を務めるグリフィンインターナショナル(東京、デビッド・モラル[David Molal]社長)が発表した。
グリフィンインターナショナルは公式ホームページで、スティーブン・コックス(Stephen Cox)=ホワイトハウスコックス マネジングディレクターの手紙を公開。その中でコックス マネジングディレクターは、「2022年末をもって生産を終了する。147年の歴史に幕を閉じること、それを伝えることはとても悲しい」と記し、後継者がいなかったことを事業廃止の理由に挙げる。
「ホワイトハウスコックス」は1875年に創業。耐久性に優れるブライドルレザーが代名詞で、日本でも財布やベルトが多くの百貨店・セレクトショップで販売されている。