「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」が10月1日(現地時間)、2023年春夏コレクションをパリで発表した。会場となった、かつてエールフランス(AIR FRANCE)の本社だった建物周辺は、同ブランドらしい有機的なフォルムに身を包んだ来場者で賑わった。黒を基調としているが重苦しさや威圧感はなく、膨らみの中には強さと優しさを忍ばせているようだった。洋服に負けず劣らず、独創的なフォルムのハットとヘッドピースも印象的だ。ショーには、リック・オウエンス(Rick Owens)とミシェル・ラミー (Michele Lamy)、シモーネ・ロシャ(Simone Rocha)といったデザイナーと、日本から「ヴォーグ ジャパン(VOGUE JAPAN)」ヘッド・オブ・エディトリアル・コンテントのティファニー・ゴドイ(Tiffany Godoym)やモデルの秋元梢が来場した。