高島屋の2022年3〜8月期連結業績は、売上高に相当する営業収益が2090億円、営業利益が128億円、純利益が135億円だった。会計基準変更のため前年同期に比べて営業収益は大きく下がるが、従来の基準の総額営業収益は19.1%増の4135億円で、コロナ前の19年3〜8月期との比較では8.7%減まで回復した。
国内百貨店事業の総額営業収益は、前年同期に比べて19.3%増の3538億円だった。免税売上高を除く売上高をみると、コロナ前の20年2月期に比べて3.5%減まで戻した。高島屋大阪店で少数要員体制を導入するなど合理化策を推進したものの、光熱費の値上げなどコストの増加によって販管比は28億円増加した。
通期(23年2月期)の予想は、総額営業収益が前期に比べて13.1%増の8605億円、営業利益が約6倍の255億円、純利益が約3.7倍の200億円。