「ディオール(DIOR)」はパリやロンドン、ニューヨークなど世界中を巡回してきた「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」展を、12月21日から東京都現代美術館で開催する。会期は2023年5月28日まで。
創設者クリスチャン・ディオール(Christian Dior)が影響を受けた芸術や庭園に対する愛などにスポットを当てたもので、日本での空間演出は建築家の重松象平が手掛け、フランスのファッション史家フロランス・ミュラー(Florence Muller)がキュレーションを担当する。
ディオールが1947年に発表した“ニュールック”を象徴する“バー”スーツを筆頭に、現在に至るまでのオートクチュールやアクセサリーの数々を展示し、イヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)、マルク・ボアン(Marc Bohan)、ジャンフランコ・フェレ(Gianfranco Ferre)、ジョン・ガリアーノ(John Galliano)、ラフ・シモンズ(Raf Shimons)、マリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)ら、後継者である歴代のクリエイティ・ディレクターが考案したクリエーションも公開する。