ファッション

「アグ」が新作ブーツ発売 定番のショートブーツを環境配慮素材に

 「アグ(UGG)」はこのほど、定番のショートブーツ“クラシック ミニ”で環境配慮素材を使用した新作“クラシック ミニ リジェネレート”を発売した。価格は、メンズが税込2万6400円、ウィメンズが2万5300円、キッズが1万8700円。キービジュアルには、モデルで環境アクティビストとして活動するクアナ・チェイシングホース(Quannah ChasingHorse)を起用した。

 アッパーには、環境再生型農業を実践する農場から調達したことを証明する「ランド・トゥ・マーケット」認証を取得したシープスキンを使用した。ソールはサトウキビ由来の素材で、従来のアウトソールと同様に、高いクッション性とグリップ力、耐久性を持つという。

 環境再生型農業とは、土壌の質の修復を目的とし、肥料や殺虫剤の使用を減らしながらその土地の生物多様性の尊重や地域経済の活性化の促進などを考慮した包括的な農法を指す。健康な土壌は、より多くの炭素を吸収できるため、気候変動対策の観点からも注目を集めている。

 「アグ」は、環境再生型農業の普及に取り組む世界的非営利団体セイボリー研究所(Savory Institute)と長期的なパートナーシップを締結し、2025年までに100万エーカーの牧草地を環境再生型に転換していくことに取り組む。

 また、北米とヨーロッパの「アグ」取扱店舗と公式ECサイトでの同アイテムの販売総数から、1足あたり6ドル(約892円)をセイボリー研究所に寄付する。加えて、日本では音楽家の坂本龍一が代表を務める森林保全団体、一般社団法人モア・トゥリーズ(more trees)とのパートナーシップの下、同アイテムを含むサステナブルコレクションの売上の一部を寄付する。

 公式サイトのほか、メンズとウィメンズは銀座店、大阪店、神戸店、札幌店、表参道店、MARK IS みなとみらい店、ミッドタウン店で、キッズは銀座店・大阪店・神戸店・札幌店で取り扱う。

UGG®/ Deckers Japan

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