フランス発「メゾン フランシス クルジャン(MAISON FRANCIS KURKDJIAN 以下、クルジャン )」から、新作“セブン / トゥエンティーフォー(以下、724)が登場した。“724”とは、“週7日、24時間”という意味。米ニューヨーク、仏パリ、中国・上海、東京など世界中の大都市のダイナミックな雰囲気や鼓動を香りで表現した。「クルジャン」は、今月開催される伊勢丹新宿本店で開催される催事「サロン ド パルファン」に出展。同展限定で、「724」のスモールサイズ(35ml、税込1万9030円)を発売予定だ。
調香師のフランシス・クルジャン(Francis Kurkdjian)が、今まで滞在した世界各国の都市のエネルギーやクリエイティビティー、何でも可能にするポジティブな面を香りに封じ込めている。彼は、「大都市は、人を圧倒し、元気づけ、気分を高めてくれる何かがある。そのエネルギーと鼓動するような生命力をムスキーでフローラルな香りで表現した。週7日、24時間、香りに包まれた時間を楽しんでほしい」とコメント。
爽やかさ、華やかさ、温かさが共存する定番のフレグランスに
東京都内で開催されたローンチイベントでは、トップノート、ハートノート、ベースノートそれぞれの香りを体験した。トップノートは、清潔感と存在感のある香り。ニューヨークのランドリーから夜明けに漂ってくるようなクリーンな爽快感を、イタリア産ベルガモットとアルデヒドが織りなすメタリックで洗練された香りだ。ハートノートは、芳しい花々を想起させるフローラル系。エジプト産のジャスミンアブソルートとスイートピー、モックオレンジを束ねたブーケの香りだ。ジャスミン1kgを調達するには、早朝に600万個もの花を手摘みする必要があるという。朝露が滴り開花したばかりのジャスミンのフレッシュな華やかさが広がる。ベースノートでは、サンダルウッドや洗い立てのコットンをほうふつとさせるホワイトムスクアコードが包み込むような香りを実現。爽やかさ、華やかさ、温かさ、そして複雑なノートが混ざり合う洗練された香りは、その名前通り、あらゆるシチュエーションにぴったりだ。
フレグランスが好きで、今までさまざまな香りを試してきたが、“724”は、香りに華やかさと清々しさ、独自の個性を求める私にぴったり。都会の鼓動をまとう気分で楽しみたい新たな定番のフレグランスだ。