イタリア・ミラノ発「ポメラート(POMELLATO)」は10月21〜30日、東京・表参道のジング(JING)で「ミラノから東京へ、クラフツマンシップ、クリエイティビティ、デザインの旅」展を開催する。同展では、「ポメラート」の作品の根幹にある“ミラネーゼ”のスタイルにフォーカス。キュレーションは、作家でミラノ工科大学ジュエリーデザイン学科教授のアルバ・カッペリエーリ(Alba Cappellieri)が手掛けた。彼女は、「ミラノは、ファッションとデザインの世界的な中心地だ。過去と未来、職人技とノウハウ、美と優雅さが共存する包容力のある町。正反対のものを組み合わせたオリジナルな表現を大切にする。今回の展覧会では、ミラノに息づく『ポメラート』の価値観と精神を表現している」とコメント。
展覧会は3分構成になっており、最初のエリアは“クリエイティブデザイン”ジュエリーと家具の対話を試みている。「ポメラート」のシグニチャーである“イコニカ”と家具ブランド「カッシーナ(CASSINA)」が製作する巨匠ジオ・ポンティ(Gio Ponti)がデザインした椅子“スーパーレジェーラ”と、“ヌード”は、「マジス(MAGIS)」が製作するアレッサンドロ・メンディーニ(Alessandro Mendini)による“プルースト アームチェア”と、“カテネ”は、照明ブランド「フロス(FLOS)」のマイケル・アナスタシアデス(Michael Anastassiades)がデザインした“アレンジメンツ”と展示している。
2つ目のエリアのコンセプトは“至高の技術”で、数世紀にわたる職人技を継承する「ポメラート」の職人の手仕事の様子を録音したサウンドインスタレーションで紹介。3つ目は“ミラネーゼエレガンス”。ハイジュエリー“ラ・ジョイア”から世界初公開の5点のジュエリーを展示する。
■「ミラノから東京へ、クラフツマンシップ、クリエイティビティ、デザインの旅」展
会期:10月21~30日
時間:10:00~20:00(最終入場19:30)
会場:jing 東京都渋谷区神宮前6-35-6
入場無料(公式LINEで要予約)