ビューティ

スパーティー社外取締役に日本ロレアル人事部長が就任 パーソナライズヘアケア「メデュラ」などを展開

 スパーティー(SPARTY)は、大田浩充・日本ロレアル 副社長兼人事本部長を社外取締役として選任し、9月30日付で就任したことを発表した。

 同社は、今年5月に仏・ロレアルグループ(L’OREAL GROUP)のコーポレート・ベンチャーキャピタルファンドBOLD(Business Opportunities for L’oreal Development)を引き受け先として、第三者割当増資による資金調達を実施。

 大量生産・大量消費で誰もが「同じもの」を選ぶ“マスの時代”、その後インターネットが普及し誰もが「評判」で選ぶ“ブランドの時代”、そしてこれからは自分に合ったものを簡単に「自分で作る」、“パーソナライズの時代”という流れが国際的にも高まりつつある。この流れの中で、スパーティーは「自分にマッチするものを探すのは難しい」という普遍的課題に対して、答えを提示するのではなく悩みを分かち合いながらデイリーケアをサポートし、リアルとデジタルを融合させたサービスとして提供することで、既存産業の変革を目指し、ロレアルグループとの取り組みを進めている。

 今回の大田・副社長兼人事本部長の社外取締役就任によって、両社の連携を強化するとともに、より優れた顧客体験の構築を行う。

 スパーティーは17年7月に創業。“一人ひとりの個性を価値化したい”という思いのもと、「色気のある時代を創ろう」をミッションに、パーソナライズを基軸としたD2Cブランドを展開する。パーソナライズヘアケア「メデュラ(MEDULLA)」、パーソナライズスキンケア「ホタル パーソナライズド(HOTARU PERSONALIZED)」、パーソナライズボディメイク「ウェイトレス(WAITLESS」の3ブランドを主軸に展開し、累計会員数は50万人を超える(22年2月時点)。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。