2020年に設立したグローバルファッションブランド「サイダー(CIDER)」が、日本向けのウェブサイトを今夏開設し、本格上陸した。同ブランドは、韓国アイドルやセレブリティの着用効果でZ世代を中心に支持を集めており、アメリカを中心に130以上の国と地域で販売している。価格帯は数千円から1万円台までと、手頃なプライスレンジも特徴だ。
また同ブランドでは、環境への負荷を軽減する“スマートファッション”モデルを採用した服作りを行っている。“スマートファッション”モデルとは、顧客から直接回収したフィードバックやデータを反映し、リアルタイムで生産の調整が可能なシステム。同システムの導入により、顧客の欲しい物だけをより早く提供できるという。さらに“リサイクルド サイダー コレクション(Recycled Cider Collection)”ではグローバルリサイクルスタンダード(GRS)の認証を受けた素材を使用するほか、2022年末までにショップバッグを生分解性素材に移行することを宣言している。