日本橋・金沢・下北沢を拠点に活動するクリエイティブ集団コネル(Konel)が、衣類や布団などの繊維廃材を使用した下駄「クオン(QUON)」を開発した。現在開催中の「デザイナート・トーキョー 2022(DESIGNART TOKYO 2022)」で一般公開とともに受注生産を開始した。
今回発表したプロトタイプには、循環型リサイクルボード「パネコ(PANECO)」とリサイクル新素材ボード「リフモ」を素材として使用している。「パネコ」は廃棄衣類繊維を原料とする繊維リサイクルボード。「リフモ」は門倉貿易が開発した100%繊維系廃材からなる新素材だ。
「クオン」はすり減った歯を交換できる構造で作られており、長期的に履くことでリサイクル率の向上が期待できる。11月6日までITOCHU SDGs STUDIOにて公開している。