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サザビーリーグ子会社メゾン スペシャル、35〜45歳向け新ブランド立ち上げ EC軸でのSPA運営に手応え

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 サザビーリーグの子会社で、ウィメンズ、メンズブランドの「メゾン スペシャル(MAISON SPECIAL以下、MS)」を運営するメゾン スペシャル(菅井隆行社長)は、2023年春にウィメンズの新ブランド「プランク プロジェクト(PRANK PROJECT以下、PP)」を立ち上げる。25〜35歳が中心客層である「MS」に対し、「PP」は35〜45歳がターゲット。「MS」でノウハウを蓄積した、実店舗を少数出しつつEC化率50%以上でECで拡販する手法を横展開し、「5〜6年以内に『PP』で国内売上高30億円を目指す。人材育成も進め、将来的には『MS』『PP』以外にもブランドを増やしていきたい」(菅井社長)という。

 「MS」は19年3月のスタートで、コロナ禍以降成長しているブランドの1つ。現在、東京・南青山や新宿、大阪、横浜、名古屋などに出店しており、10月21日に国内8店舗目として福岡にも路面店をオープンした。22年秋からは、パリゴなど全国12社のセレクトショップへの卸販売もスタートしている。「22年3月期は売上高23億円、営業利益率10%を達成した。23年3月期の進捗はそれ以上のペースで、売上高35〜36億円で着地予定」と菅井社長は話す。

 ブランドの濃さを保つため、「MS」では国内売上高50億円を上限と定め、福岡店で出店は打ち止め。その分、「MS」の“勝ちパターン”を生かして多ブランド展開することで、会社として成長を目指す。

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