10月31日発売の「WWDJAPAN」は外商特集。旺盛な富裕層消費に支えられる百貨店において、最上位顧客を相手にする外商ビジネスの存在感が増している。外商顧客はオーナー社長や開業医などの名家から政治家、芸能人まで。近年はIT企業家など若い顧客も増加傾向にある。
本特集では「外商」に関する基礎知識、主要百貨店の外商ビジネスの現在地を解説。さらに外商員との関わりを深めるラグジュアリーブランドや外商顧客の30代女性も取材した。一般消費者にとっては縁遠い外商ビジネスの実態にさまざまな角度から迫る。後半は各百貨店で活躍する若手からベテランまでの外商員が登場し、「ここまでやるか」というおもてなしで顧客をうならせる6人の外商術を紹介する。
米「WWD」の翻訳記事からは「バレンシアガ(BALENCIAGA)」がカニエ・ウエスト改めイェとの関係を解消したニュースなどをピックアップ。さまざまな問題行動が物議を醸し、すでに「アディダス(ADIDAS)」や「ギャップ(GAP)」とも関係を解消している彼は、一体どこへ向かうのか。オーストリア拠点のクリスタルメーカー、スワロスフスキーは今年7月、初めて創業家外からトップを招へい。新CEOが語るこれからの成長戦略も必読だ。
ILLUSTRATION : EMI KOBAYASHI