11月7日発売の「WWDJAPAN」は毎年恒例の販売員特集です。コロナ禍による制限下の2年間を経て、街にも店にも人が戻ってきました。逆風が吹き荒れた接客販売業でしたが、そこをサバイブし、「それでも接客が好き」という思いの強い人が多いのでしょう。今年は特に思う存分スキルを発揮し、接客を楽しんでいる空気が記事から伝わってきます。
8月に開かれた“日本一の令和のカリスマ販売員”を決めるコンテスト「スタッフオブザイヤー2022」でグランプリを獲得したビームス(BEAMS)の女性は、店頭とオンラインの両方で活躍。洋服を着ることの楽しさを伝導しています。「ルナソル(LUNASOL)」カウンセリング部門で最優秀賞を取った女性は、楽しい時間を提供するための心掛けを披露。「この人から買いたい!」と思わせる魅力にあふれています。
ほかにも「カキモトアームズ」でさまざまな製品の中から客の髪・頭皮に最適なアイテムをセレクトし、ケア方法などをアドバイスするビューティアドバイザーや、香水「フエギア 1833」六本木店では人生の背中を押すことを意識した香り選びのエキスパートなど、さまざまなジャンルで接客するサービスパーソン16人が、その極意や仕事の魅力を明かします。
今回は「ウィゴー(WEGO)」「パブリック トウキョウ(PUBLIC TOKYO)」「ジェラート ピケ(GELATO PIQUE)」の店長座談会も実施。スタッフの育成や顧客とのコミュニケーションなどについて、それぞれがどう取り組んでいるのかを語り合ってもらいました。
ミニ特集では復活してきたインバウンド消費の実態に迫ります。表参道と銀座で外国人観光客に突撃取材。買ったものを見せてもらいました。またGR8や渋谷109にもインバウンド動向を聞きました。また、3ラインを1本化した「ゼニア(ZEGNA)」のリブランディングについて、アレッサンドロ・サルトリ(Alessandro Sartori)=アーティスティック・ディレクターにインタビューしました。
米「WWD」からの翻訳記事ではX世代のビューティ消費の動向をフィーチャー。本明秀分アトモスCEOによる好評連載「スニーカーズライフ」ではカニエ・ウエスト(イェ)と「アディダス(ADIDAS)」の決別とコラボブランド「イージー(YEEZY)」についての見解が述べられています。最終面のファッション&ビューティパトロールは業界のサッカー好きが今回のワールドカップで注目の選手と結果予測を公開します。