ファッション

「プーマ」が豪発「パム」と協業 アマゾンの自然に着想した、同エリア保護のためのプロジェクト

 「プーマ(PUMA)」は11月5日、オーストラリア発のブランド「パム(P.A.M.)」とコラボしたコレクションを発売する。両者のタッグは初。

 同コレクションはダウンジャケット(3万7400円税込、以下同)やフリースジャケット(1万9800円)、カーゴパンツ(1万5950円)、スニーカー(1万7600円)、バケットハット(6600円)、バックパック(1万5400円)など20型以上からなり、20%以上にリサイクル素材を用いる。「パム」のミーシャ・ホレンバック(Misha Hollenbach)は、「アマゾンの自然からインスピレーションを得た大胆なグラフィックと、鮮やかなラベンダー、グリーンといったカラーリングが特徴だ」と話す。

 「プーマ」は、「今回のコラボレーションは、ストリートとアウトドアの境界線を融合し、自然や地域コミュニティーとの結び付きをいっそう強固なものにするプロジェクト『パム/プーマ バイオ/バース(PAM/PUMA BIO/VERSE)』の一環で、“最後の野生地”とされるアマゾンに生物多様性モニタリング技術を導入することを支援する」と説明する。また、「パム」のショーナ・トゥーヘイ(Shauna Toohey)は、「コレクションの着想源のように、地球上で脅威にさらされている野生地域を保護するためにプロジェクトを提案した」と述べる。

 「パム」は、2000年にメルボルンでホレンバックとトゥーヘイの2人が設立。15年に活動拠点をパリに移し、ファッションのみならずアートや音楽をミックスした複合的なアプローチを行う。

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