イタリア・フィレンツェで2023年1月10〜13日に開催するメンズ最大の見本市「第103回ピッティ・イマージネ・ウオモ(PITTI IMMAGINE UOMO以下、ピッティ)」に、英国メンズブランド「マーティン ローズ(MARTINE ROSE)」がゲストデザイナーで、アントワープ発の「ヤン ヤン ヴァン エシュ(JAN JAN VAN ESSCHE)」がデザイナープロジェクトで参加する。「マーティン ローズ」は2023-24年秋冬コレクションをイベント形式で、「ヤン ヤン ヴァン エシュ」は新作コレクションを初のランウエイショーで1月11日に発表する。
「マーティン ローズ」のファウンダー兼クリエイティブ・ディレクターのマーティン・ローズは、「『ピッティ』はメンズファッションイベントの先駆的存在で、私が尊敬するデザイナーの多くがその一翼を担ってきました。新作コレクションを携えて大好きなフィレンツェに行けることにスタッフ一同感激しています」とコメントした。
デザイナーのヤン=ヤン・ヴァン・エシュは「最初のショーをフィレンツェの独特な雰囲気の中で開催できるなんて、私にとっては夢見ることしかできなかった特別なことです。プレゼンテーション制作においても非常にサポートされていると感じており、この機会を忘れられない瞬間にするために、一丸となって意欲的に取り組んでいます」と喜びを語った。
ラポ・チャンキ (Lapo Cianchi)=ピッティ コミュニケーション&イベントディレクターは、「ヤン=ヤン・ヴァン・エシュは控えめながら現代のメンズファッションを象徴する存在であり、おそらく彼は、性差の主張が不要であることを最初に考え、それを裏付け、あるいはそれを超越したと判断するような人なのではないでしょうか。(中略)彼の人柄や、コレクションの内容と表現方法の適正なバランスを保つことに注力していることを知るにつれ、彼が私たちの招待を受けてくれるかどうか、確信は持てませんでした。しかし彼は快諾してくれました。われわれはこのことを非常にうれしく思っており、彼への関心度がさらに高まることを期待しています」と語った。