2015年に立ち上げ、今ではパリでコレクション発表を続けるなど、日本を代表するブランドの一つに成長した岩井良太デザイナーによる「オーラリー」。同ブランド唯一の直営店として17年にオープンしたオーラリー ヘッド ストアで店長を務めるのが、真野伊織さんだ。大手セレクトショップで販売スタッフとして働いていた頃、立ち上げ当初の「オーラリー」を取り扱うことが決まり、何の前知識もなく触れた瞬間から、ブランドのファンになったという。(この記事は「WWDJAPAN」11月7日号「販売員特集2022」からの抜粋です)
「決してデザインが強いわけではないのですが、一目見た時から色と素材感、そして着る人になじむ空気感が好きでした。お客さまにすすめるうちに自分自身も魅了されていき、直営店をオープンするタイミングで入社を決めました」。セレクトショップで働いていた際に多くのブランドに触れていた中でも、「オーラリー」は素材や生地へのこだわりが別格と感じたという。「入社してみると、糸の撚り方や硬さといった工程からデザイナーが関わっていて、想像以上に妥協しないものづくりに驚きましたね。いい意味でこだわりすぎて、変わっているというか。でもそれを感じさせない空気感で、実はいい生地、マニアックなこだわりを持っているギャップも好きです」。
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