カザフスタン・アルマティで、ビザ・ファッション・ウイーク・アルマティ(Visa Fashion Week Almaty)が現地時間11月2〜3日に行われた。ファッション・ウイークの開催は今季で6回目となり、今年5月にオープンしたアルマティシアター(Almaty Theatre)のメイン会場で2日間に12ブランドがショーを行った。
カザフスタンは中央アジアのロシアに隣接する地に位置し、120以上の人種を抱える多民族国家だ。公用語はロシア語とカザフスタン語。鉱物資源が豊富で、世界で11番目に大きな石油埋蔵量を有する。第二都市のアルマティは、街中のどこからでも眺められる美しい山々や、高山湖といった豊かな大自然が魅力である。
来場者の多くが、カザフスタンの女性は20代前半で結婚、出産をして専業主婦になるのが一般的だと話した。彼女らにとって、一般客向けに開かれた同ファッション・ウイークは、年2回のファッションの祭典だという。着用率が高かったのは、カザフスタン発ブランド「ズサケン(ZHSAKEN)」「タチアナ ヤン(TATYANA YAN)」のウエアや、「バレンシアガ(BALENCIAGA)」「エルメス(HERMES)」のバッグだった。また遊民族特有の髪型を彷彿とさせる、三つ編みやヘアピンを使った個性的なヘアスタイルが最も印象的だった。