ファッション
連載 SNSトレンドに、業界は「どうする」? 第17回

Vol.17 国内ブランドのSNS人気の秘訣は“謙虚なエレガンス“【SNSトレンドに、業界は「どうする」?】

有料会員限定記事

 「WWDJAPAN」のソーシャルエディターは毎日、TwitterやFacebook、Instagram、そしてTikTokをパトロールして、バズった投稿や炎上、注目のトレンドをキャッチしている。この連載では、ソーシャルエディターが気になるSNSトレンドを投げかけ、業界をパトロールする記者とディスカッション。業界を動かす“かもしれない”SNSトレンドの影響力や、投稿がバズったり炎上してしまったりに至った背景を探る。今、SNSでは何が起こっているのか?そして、どう向き合うべきなのか?日々のコミュニケーションのヒントにしたい。

> 「CFCL」が表参道に直営店オープン 来春は東京ミッドタウン八重洲にも

 「ハルノブムラタ」2023年春夏コレクション

> 「ハルノブムラタ」2023年春夏コレクション

ソーシャルエディター津田:最近、日本人デザイナー及び日本ブランドの人気がより高まっているように思いますが、同様にSNSでも日本ブランドの人気が加速しているように感じます。Twitterだと、以前は「ロエベ(LOEWE)」「ジル サンダー(JIL SANDER)」「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」など誰もが知っている有名ブランドと、国内では「オーラリー(AURALEE)」や「マメ クロゴウチ(MAME KUROGOUCHI)」などに関するツイートを見かけることが多かったですが、最近はそれらに加えて「CFCL」や「ハルノブムラタ(HARUNOBUMURATA)」などの着画や購入品を載せたツイートもよく見かけます。「CFCL」は初の直営店がオープンしたり、「ハルノブムラタ」は直近で受注会があったりと、イベントやニュースに関連してツイートを見かけるというのもありますが、明らかに半年前より多い印象です。最近見かけたツイートでは、「CFCL」のCFOが同ブランドの外れやすいタグについて、わざと外れやすくなっている旨を説明していました。ブランドと消費者がSNSでコミュニケーションをとるのも今っぽいですよね。

【動画】未来を担う日本の若手デザイナーたちに聞いた今とこれから

この続きを読むには…
残り1405⽂字, 画像2枚
この記事は、有料会員限定記事です。
紙版を定期購読中の方も閲覧することができます。
定期購読についてはこちらからご確認ください。
最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。