北欧や民藝関連のデザインジャーナリストである萩原健太郎氏による“民藝のある暮らし”を綴った書籍「暮らしの民藝」の第2弾うつわと食卓(エクスナレッジ刊)が登場した。民藝とは、生活で使われることで魅力が増すもの。近年、民藝や手仕事のアイテムの人気が高まっており、百貨店でも催事などで民藝を提案している。
哲学者や編集者など14組のライフスタイルを通して民藝の選び方や楽しみ方をまとめた第1弾の次は、日々の生活で最も身近なうつわにフォーカス。この本では、うつわ店店主や料理研究家、陶芸家など12組の愛用のうつわの数々と食卓を味わい深い写真と文章で紹介している。
特定の地域のうつわが好きな人、地元の土のうつわで地元の食材の料理を楽しむ人などさまざま。各家庭の食卓を見ると、うつわと料理の相性やうつわの組み合わせ方など新たな発見がある。コラムでは、うつわ合わせのコツも提案されている。