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ワコールHD営業利益13%減 4〜9月期、米国や中国が苦戦

 ワコールホールディングス(HD)の2022年4〜9月連結業績(米国会計基準)は、売上高が前年同期比13.0%増の975億円、営業利益は同13.3%減の400億円だった。

 国内ワコールは、ベトナム工場の納期遅れなどで販売の機会損失があったが、既存顧客の売り上げが堅調に推移し、売上高は同13.8%増の488億円、営業利益は同3.0%増の15億円だった。海外ワコールは、売上高は同12.1%の350億円で、営業利益は同31.9%減の15億円だった。行動制限が解除された欧州はスイムウエアやボディーニュートラルを掲げる「エロミ(ELOMI)」の売り上げが伸長。アジア市場も回復基調にあったが、米市場のインフレによる消費者マインドの低下やゼロコロナ政策による中国市場が低迷し策が振るわずEC販売が前年を割り、売上高は同1.4%減の61億円、営業利益は同23.1%の8億3000万円だった。ピーチ・ジョン事業は、マーケティング施策が振るわずEC販売が前年を割り、売上高は同1.4%減の61億円、営業利益は同23.1%の8億3000万円だった。

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