オンワード商事は、「チャンピオン(CHAMPION)」を手掛けるヘインズブランズ ジャパンとパートナーシップを組み、法人向けユニホームの共同開発を開始する。第1弾として、「チャンピオン」として初のメディカルウエアの販売を来春に開始し、初年度の2023年度は1万枚の販売を予定する。
共同開発は、オンワード商事の法人向けオリジナルユニホームの企画・生産・販売に関するノウハウと、ヘインズブランズ ジャパンのブランド力と商品力を融合し、商品の差別化を図ることで、より多くの人にユニホームを提供し、両社の事業拡大を目的とする。
第1弾のメディカルウエアは、“笑顔が似合う軽快さ”をコンセプトに、年齢や性別を問わず着用できるスクラブとパンツを製作した。チームスポーツのように“チーム医療”を演出したデザインに仕上げたという。植物由来の原料を含んだポリエステル素材を使い、梱包にも植物由来原料を含む資材を採用した。
ヘインズブランズ ジャパンの及川洋一社長は、「長い歴史と多くの実績を持つオンワード商事の事業者様向け商品に関する知見と、当社が培ってきた商品の製造能力を融合させ、多機能で高品質なユニホームをより多くの事業者様へ提供したいと考えている。まずは、両社の特徴を活かし医療従事者の方々へ向けたメディカルウエアの開発に取り組んだが、今後も新たな価値を提供する事業パートナーとして、多くの事業者様が快適で働きやすいユニホームを提供できるよう、オンワード商事と共に事業を推進していきたい」とコメント。
オンワード商事の村上哲社長は、「ヘインズブランズ ジャパンとの法人向けユニホームの共同開発により、両社それぞれの特徴を活かした高品質・多機能かつサステナブルなモノづくりを実現し、長い歴史の中で、多くの世代に愛されているスポーツアパレルブランド『チャンピオン』と新たな価値共創を目指す。今後、当社のユニホーム事業において多面的に協働していく。まずはメディカルウエアにおいて、より多くの医療従事者の方々へ高品質・多機能な商品をお届けできるよう努める」と話した。