全身白のドレスコードで話題のオランダ発EDM(エレクトリックダンス・ミュージック)フェスティバル「センセーション(SENSATION)」が10月10日、千葉県・幕張メッセで日本初開催された。2001年のスタート以来世界33カ国目の開催で、全身白の装いに身を包んだ主催者発表2万人がDJやダンスパフォーマンス、アクロバティックなショー演出をオールナイトで楽しんだ。土屋アンナやベッキー、IMALU、綾小路翔、ヒャダイン、石田ニコル、今井華、宮城舞、山中美智子、浦浜アリサ、宮本亜門、寺田和正サマンサタバサジャパンリミテッド会長兼社長らも来場した。メーンスポンサーを務めたのはマークスタイラーで、荻原桃子「ムルーア(MURUA)」クリエイティブ・アドバイザーや「ジュエティ(JOUETIE)」のAMIAYAら同社のガールズ・プロデューサーも集結した。
今回の開催は、不思議の国のアリスをなぞった“ウィキッド・ワンダーランド”がテーマ。会場中央のステージはバタフライの羽根をかたどった巨大なオブジェになっていて、DJセットが360°回転したり火柱が舞い上がったりするなどの演出で来場者を楽しませた。
来場者の全身白ファッションは、レースやフリンジ素材などのボヘミアンもしくはシンプルなシャツやカットソーなどが引き続き人気がある。加えて秋口らしく、ニット素材やホワイトレザー、タートルネックなどの活用も見られた。スカートの中や腰回りにLEDを着けるなど、透け感のある白ならではの着こなしもあった。
石田ニコルは「プリーツスカートと見せかけてガウチョパンツ。思い切り踊れるようにチョイスした。白でみんなの服装が統一された光景はキレイだし一体感がある」と感想を語った。白のジャケットスタイルにグレーの蝶ネクタイとスリッポンをアクセントに来場した秋山正則マークスタイラー社長は「この『エルメス』のグレーのスリッポンを軸にコーディネートした。ドレスコードのあるイベントは、業界を盛り上げる良い起爆剤。会社設立10周年の節目に、良い形で関われた。10月10日開催だったことにも縁を感じた」と話した。